60歳の節目をお祝いする還暦祝い。
ご両親や職場の方などお祝いする相手は違っても、日ごろの感謝や健康な毎日を送ってほしいなど、伝いたい気持ちは同じですよ。
ですが、お祝いの品を贈るにしても、予算やどんなものが一般的なのか、知らないことがけっこうあるなという方も多いかもしれません。
そこでこの記事では、還暦の成り立ちから、知っておきたい背景知識、そしてお祝いで喜ばれること間違いなしのギフト&レストランをご紹介。
ギフトは赤色をテーマに、定番のお花にはじまり、贈られた方に余計な気を遣わせない実用的なアイテムを厳選。
レストランでは、ご高齢の方でも安心して訪れることができる雰囲気のフレンチ・イタリアン、そして和食から6軒をピックアップ。
大きめの個室を完備しているところもあるので、ご家族での利用を検討されている方にもおすすめです。
それではさっそく見ていきましょう。
すぐにギフトやレストランをご覧になりたい方は下記をクリック!
★【これまでの感謝を伝える】還暦祝いに贈りたいギフト6選はこちら
★【特別なレストランで思い出に残る日に】還暦祝いで訪れたいレストラン6選はこちら
※新型コロナウィルスの感染状況により、営業時間や定休日に変更がある場合がございますので、詳細につきましては各店舗の公式ページ等をご確認いただきますようお願い申し上げます。
【長寿早見表付き】
還暦祝いとは?
60歳の長寿を祝う還暦。
古くは中国から伝承され、日本では飛鳥時代や奈良時代に広まったと言われています。
もともとは、貴族たちの間だけの風習でしたが、徐々に民間でも行われるようになりました。
現代の60歳というとまだまだ若々しく、還暦は「第二の人生」とも言われていますが、江戸時代の平均寿命はなんと30歳前後でした。
これを考えると還暦=60歳というのは大変な長寿であり、お祝いをするのもうなずけます。
長寿を祝うそのほかの名称は、70歳の「古希」や77歳の「喜寿」などがあり、古くから年長者を敬う慣習があったことがうかがえますね。
下記に長寿を祝う名称とテーマの色、そして由来を一覧でまとめておりますので、ご参考にしてみてください。
長寿早見表
【知ってた?】
干支(えと)に由来する還暦
還暦という言葉は、みなさんにもお馴染みの十二支(じゅうにし)と、「甲・乙・丙・丁・戌・己・庚・辛・壬・癸」の十干(じっかん)を組み合わせた、干支(えと)、別名「十干十二支(じっかんじゅうにし)」に由来しています。
十二支と十干の組合せは60種あり、生まれれてから60年経つとこの60種の干支が一巡します。
このことから、生まれた時と同じ暦(こよみ)に還る(かえる)という意味で、「還暦」と呼ばれるようになりました。
【いつが正解?】
還暦祝いのタイミング
還暦のお祝いをどのタイミングで行うのがよいか、迷われる方もいらっしゃるかもしれません。
正解は、「満60歳」の年です。
もともとは、生まれた年を1歳とした「数え年」で行われていましたが、現在では「満年齢」(実年齢)を基準とするのが主流となっています。
一般的には、誕生日前後にお祝いをすることが多いようですが、特別なしきたりやルールはなく、親族が集まりやすいお盆やお正月、老人を敬う敬老の日などに行うと親切でしょう。
【定番はちゃんちゃんこ?】
ギフトには赤色がよい理由
還暦祝いというと、”赤いちゃんちゃんこ”のイメージが強いですが、この由来はいったいどこから来たのでしょうか?
まず、赤色には古来より”魔よけ”の意味があり、赤ちゃんの産着(うぶぎ)であるちゃんちゃんこにはこの赤色が使われていました。
そして先ほどご説明した通り、還暦には干支が一巡して”もう一度赤ちゃんに還る”という意味があり、還暦祝いの場では赤いちゃんちゃんこを贈る、身に付けることが風習となったと言われています。
還暦祝いで贈るギフトの予算相場は?
一般的に、還暦祝いでのギフトの予算は、¥5,000~¥50,000と言われており、かなり幅があります。
ご両親や職場の上司など、贈る相手との関係性によっても金額は変わってきますが、こちらの気持ちが一番伝わるプレゼントを贈ることが大切です。
また、普段は行かないような特別なレストランへ招待するのも、心に残るお祝いとなるでしょう。
下記がおよその目安となりますので、ご参考になさってください。
✓ご両親:¥30,000~¥50,000
✓祖父母:¥10,000~¥30,000
✓職場の上司:¥5,000~¥10,000
【これまでの感謝を伝える】
還暦祝いに贈りたいギフト6選
ご両親や職場の方へ日ごろの感謝を伝えるには、ギフトを贈るのが一番。
こちらでは、定番のお花にはじまり、もらって嬉しい実用的なグラス・食器、そしてネクタイ・ストールをご紹介。
還暦のお祝いにふさわしい赤色をテーマに厳選いたしたしました。
【60年の節目を鮮やかに彩る】
フラワーギフト
贈り物の定番と言えば、やはりお花。
ですが、こちらの気持ちを一番伝えやすいギフトとも言えますよね。
還暦にちなんで、鮮やかな赤色が美しいバラのアレンジメントをご紹介いたします。
【上質な日常を演出する】
グラス・食器
普段自分では買わないようなワンランク上のグラス・食器は、お祝いの場で喜ばれるギフトの一つ。
上質なものは、使ってみるとやはりその違いに気づかされます。
何気ない日常を豊かにしてくれるアイテムとして、高級クリスタルグラスの代名詞であるバカラのタンブラーと、宮内庁御用達の山田平安堂が手掛けるペアの漆器を厳選いたしました。
【いつまでも若々しくいてほしい】
ネクタイ&ストール
ギフト紹介の最後に、オン・オフ問わず活躍してくれるネクタイとストールをピックアップ。
60歳と言っても”まだまだこれから”という方も多いはずです。
ネクタイは高級紳士ブランドの代名詞ともいえるダンヒルから、ストールは高品質に定評のあるカシミアブラントであるカシュミーから厳選いたしました。
【特別なレストランで思い出に残る日に】
還暦祝いで訪れたいレストラン6選
還暦祝いの会食では、美味しい料理に舌鼓を打ちながら、”これまでお疲れさま”、”これからも元気でいてほしい”、そんな気持ちを伝える場にしたいですよね。
こちらでは、ご高齢の方にも安心して訪問できる雰囲気のレストランを、フレンチ、イタリアン、そして和食から6軒ピックアップいたしました。
【特別な日は伝統の帝国ホテルで】
レ セゾン
Les Saisons
画像出典:※Instagram @imperialhotel_jp_official さんより
日本が世界に誇る帝国ホテル。
開業以来、そのメインダイニングとして世界中からのVIPをもてなしてきたのが、レ セゾンです。
グランメゾンのお手本ともいえる重厚な内装は、特別な日にふさわしい舞台で、、日常の喧騒を忘れさせてくれます。
クラシカルな料理をイメージしてしまいますが、食材への現代的なアプローチが随所に見られ一皿ごとに老舗フレンチの底力を実感。
同レストランの顔ともいえるメインは、一転して伝統的な”トリュフのパイ包み焼き”。
フォワグラを塗ったトリュフを丸ごとパイで包んで焼き上げたスペシャリテは、ナイフを入れた瞬間にトリュフの芳醇な香りが溢れだします。
料理、サービス、空間の三拍子揃ったレストランで、人生60年の節目をお祝いするのはいかがでしょうか。
落ち着いたレストラン
帝国ホテル宿泊時に朝食で利用しました。ホテルと同じくレストランの方の対応も素晴らしいの一言です。朝食は当然ながらとても美味しく、食器も磨き上げられています。引用元: トリップアドバイザーより
【60年の年月を熟成ワインと振り返る】
レヴェランス R(アール)
reverance R
画像出典:※Instagram @reverence_r_ さんより
銀座並木通りに佇む、レヴェランス R(アール)。
ブルゴーニュとシャンパーニュの古酒(20~30年熟成したもの)をメインに扱うフレンチで、じっくりと時間をかけて1本のワインと向き合います。
自分の歩んできた時間をふり返りながら、ゆっくりと熟成ワインを味わうのは、なんとも贅沢な時間の過ごし方ではないでしょうか。
ワインの状態に合わせて調整された料理も外せないポイントで、経験したことのない極上のマリアージュを体験できます。
ワインと料理を突き詰めたい好奇心溢れる愛好家の方にぜひ訪れていただきたい1軒です。
世界に35点前後しか残っていない寡作画家、フェルメールの作品を2ダースほど乃木坂の国立新美術館に展示し、6人だけで鑑賞する・・・・・・。そんな極上の贅沢がワインで体験できる。
引用元: 葉山考太郎(2015)「マリアージュ研究所@広尾」,『Winart』2015年1月1日77号, p.48, 美術出版社.より
男性の半ズボンやサンダルなど、極度にカジュアルな服装NG
通常時 18:00 – 25:00(L.O.24:00)
実はこのデザート、王道のいちご×シャンパンのマリアージュを研究していたレヴェランスの厨房で、シェフのちょっとした遊び心から生まれたんです。
華やかなモエ・エ・シャンドン×いちご大福の発想が、マリアージュを追求するレヴェランスならでは。
【庭園を望むレトロな洋館で非日常を】
リストランテ ASO
画像出典:※Instagram @ristorante_aso さんより
日本を代表する老舗フレンチのひらまつグループの最高峰イタリアン、リストランテ ASO。
昭和初期に建てられた洋館を改装した店舗には、手入れの行き届いた庭園が広がり、異国へ訪れたような感覚に陥ります。
庭園の色とりどりの草花にならって、コースを通して色彩豊かなお皿が続きます。
フレンチのエッセンスを積極的に取り入れた比較的クラシカルなイタリアンで、「何を食べたのか」がしっかりと記憶に残る料理が特徴です。
庭園を望む個室も完備しており、家族での集まりにも最適な1軒です。
2021/2 ランチ訪問
洗練された素晴らしい空間と料理、そしてスタッフの方々のおもてなしが合わさり、とても贅沢な時間を過ごせました。
事前に甘いものが苦手というのを伝えていたところ、ケーキセットをチーズセットに変更してくれました。ワイン好きとしては最高の対応で、大変嬉しかったです。今後も記念日などに利用させていただきます。引用元: Googleより
土日・祝 11:30~15:30 (13:30 L.O.)
ディナー 月~金 18:00~23:00 (20:00 L.O.)
土日・祝 17:30~23:00 (20:00 L.O.)
【厳選松坂牛を味わい尽くすなら老舗】
銀座 岡半本店
画像出典:※Instagram @eri_h8610 さんより
”銀座に金田中あり”と言われる名料亭、金田中が手掛ける松坂牛専門の岡半本店。
昭和28年の創業以来、多くの著名人や財界人をもてなしてきました。
すき焼きやしゃぶしゃぶ、そして鉄板焼まで取り揃え、松坂牛の魅力を存分に味わうことができます。
すき焼きとしゃぶしゃぶでは、仲居さんが肉一枚一枚に丁寧に火を入れてくれるので、最高の状態で味わうことができます。
また、鉄板焼では、シェフが目の前で華麗な手つきで肉を焼き上げる様子を見ることができ、臨場感溢れる食事を体験できるのが魅力です。
選び抜かれた松坂牛を堪能したい方に、ぜひおすすめしたい1軒と言えます。
銀座の岡半は落ち着いた雰囲気と個室、そして全てお肉も目の前でやっていただけるのでデートでも家族でも仕事でもバッチリ合うお店です。
とにかく、お肉は美味しいですし、それに合う日本酒がたまりません。
価格もそこまで高くはないので是非一度行ってみてください。
僕としては個室の雰囲気がとても好きでまた行こうと思っています。
今はまだ一度しか行ったことはありません。
銀座は良いお店がいっぱいありますね。引用元: Googleより
ディナー 17:30~22:00 (L.O.21:30)
【体に優しい絶品とうふ会席を愉しむ】
東京 芝 とうふ屋うかい
画像出典:※Instagram @yura0101 さんより
鉄板焼で有名なうかいグループが展開する、東京 芝 とうふ屋うかい。
東京タワーの麓に居を構えながらも広大な日本庭園を有し、訪れるたびに季節の移ろいを感じることができるのが魅力です。
店名の通り、八王子・大和田の銘水から造られるオリジナルのうかい豆腐が名物。
とうふの味を左右する大豆は、厳選した高級品種を使用し、四季折々の食材と共に味わうことができます。
料亭のように10名以上にも対応する個室もあり、親族での集まりにも安心して利用できる和食店です。
特別な時に利用するのが良いお店です。
最高の空間、立地、おもてなしとお料理で素晴らしい時間を過ごせました。
私の個室から見えた他のお客様は結納、お見合いに利用されていた様にみえました。引用元: Googleより
ディナー 月~金 17:00~22:00(19:30 L.O.)
土日・祝 11:00~22:00 (19:30 L.O.) ※通し営業
【食通に愛された名店の味を銀座で】
天ぷら山の上 Ginza
画像出典:※Instagram @mmiikkaa0618 さんより
創業60年を超える天ぷらの老舗、天ぷら山の上。
歴史作家の池波正太郎も愛した名店の支店が、GIZA SIX(ギンザシックス)の開業と共にオープンしました。
山の上ホテル伝統のおもてなしの精神はそのままに、改めて食材を見直し本店とは違ったアプローチで天ぷらを提供。
とりわけ野菜に注目し、鮮度だけではなく天ぷらに適したサイズ感を重視し、素材の持つポテンシャルを活かしきることにフォーカスしています。
銀座最大規模のショッピングモールに入りながらも、店内は喧騒を忘れさせてくれる茶屋をイメージした落ち着いた雰囲気。
昔ながらの氷を使用した木製の冷蔵庫と樹齢250年のヒノキの一枚カウンターが出迎えてくれ、江戸前の粋を感じさせてくれます。
銀座の名店ながら、お子様連れもOKという使い勝手の良い1軒。
ご家族での会食を検討されている方におすすめです。
今まで食べた天ぷらの中で、一番おいしかった。衣が繊細で、定番の食材はもちろん、変わり種や旬の食材も絶品。赤子連れでしたが、気を遣いすぎることなく過ごせました。またぜひ伺いたいです。引用元: Googleより
ディナー 17:00~23:00 (20:30 L.O.)