おすすめ赤ワイン厳選14本!赤ワインの基礎知識から楽しみ方まで。自分好みの赤ワインと豊かな余韻に浸る、贅沢なひとときを。

深みのある赤色が美しい、赤ワイン。
ワインらしいワイン、というと赤ワインを思い浮かべるという方も多いのではないでしょうか。

濃厚な味わいのお料理とも相性の良い赤ワインは、複雑な味わいや芳醇なアロマが奥深く、ワイン愛好家のみなさんのなかには「白ワインより赤ワインがすき」という方も多くいらっしゃいます。
またそれだけでなく、抗酸化作用があり認知症の予防にも良いというポリフェノールや血圧を下げるのに効果的なカリウムを豊富に含み、糖質の含有量も少なく、健康にいい飲み物であることも赤ワインの魅力です。

このように飲んでみたくなる要素がたっぷりの赤ワインなのですが、いざ飲んでみよう!と思った時、種類が多くてどのワインを選べば良いかわからない、という方が本当に多いんです。
知識がなければ選ぶのが難しいと思われがちで、挑戦する前に諦めてしまう方も多いワインの世界。
でも実は、ポイントを押さえて選べば、誰もが自分好みの赤ワインに出会うことができます。

「ボディって、どういう意味?」
「渋いかどうかって、ラベルでわかる?」
「自分好みの赤ワインを選びたい!」

ということで今回は、初心者の方でも赤ワインの魅力を存分に愉しめるように、赤ワインと白ワインの違いからスタートし、赤ワインの選び方から楽しみ方まで丁寧に解説します。

赤ワインは本当に味わいの幅が広いので、好みに合う赤ワインの傾向を掴むことができれば、毎日の食卓がぐっと豊かになります。

おすすめの赤ワインについても、価格帯別に25種類ご紹介しておりますので、ご予算に合わせてぜひ確認してみてくださいね。

それでは早速、奥深い赤ワインの世界へ、探検を始めましょう!

赤ワインと白ワインの違い

ワインレッド、とも言うように、ワインには深い赤色のイメージがありますよね。
ワインの中でも、このように深い赤色のワインを赤ワイン、透明や黄色に近い色のものを白ワインといいます。
見た目からして違うので、見分けるのは簡単です。
そんな赤・白のワインですが、その違いについてパッと説明できる人は、実はあまりいないのではないでしょうか。
赤ワインと白ワインの違いを生む要素は、大きく2つ。
製法と品種の違いです。

赤ワインの原料・製法・特徴 赤ワインの原料・製法・特徴

ぶどう品種
赤や紫の皮の「黒ぶどう」が使われる。
製法
ぶどうを潰し、種や皮ごと発酵させて造る。
特徴
香りや味が白ワインよりも複雑で、より長期の熟成ができる。
種や皮由来のタンニンが豊富で、渋みがある。
(※ちなみに、ロゼワインは発酵の途中に、程よいピンク色になったところで種や皮を取り除くようにして造られるので、分類としては赤ワインの一種とされる。)
白ワインの原料・製法・特徴 白ワインの原料・製法・特徴

ぶどう品種
黄緑色の皮の「白ぶどう」が使われる。
(※赤みがかった皮のぶどうが使われることも稀にあります)
製法
ぶどうを潰し、種と皮を取り除いて透明なぶどうジュースにしたものを発酵させて造る。
特徴
酸味がよく感じられ爽やか。
甘さを残したワインがあるため 「甘口」「辛口」が重要。
種や皮由来のタンニンがわずかしか含まれないため、渋みが殆どない。

赤ワインと白ワイン、味わいの最も大きな違いは「渋み」にあり、「白ワインに渋みを足すと赤ワインになる」と説明されることも。
赤ワインは、種や皮ごとぶどうを潰し、発酵させて造られています。
ワインの「渋み」とは、ぶどうの種や皮に含まれる「タンニン」に由来するものなのです。
渋みのもととなるタンニンは、ただただ渋いだけ、ではありません。
タンニンは、ワインに深みを与え、熟成が進むごとに旨味や複雑さへと姿を変えていく、赤ワインの魅力の核のようなもの。
赤ワインが愛好家に好まれるのは、ワインの究極の楽しみ方である「熟成」を存分に楽しめるからかもしれません。

ちなみに、赤ワインの魅力でもある「渋み」や白ワインを称えるときにも言及される「酸味」は、ワイン初心者の方が苦手とする味わいのひとつ。
もし、ご自分の好みがまだわからない、という場合には、ワインを嫌いになってしまわないためにも避けておくのが無難です。
飲みやすいと言われるワインは、「渋み」や「酸味」が尖っていない、バランスの良いものが多いので、ワイン選びの際に頭の片隅に置いてみてもらえればと思います。

赤ワインの渋みは、慣れていないと美味しさや深みを感じることが難しい味わいのひとつ。
これまで飲んできた赤ワインで、美味しさよりも「渋い」「苦い」「度数が高い」「飲みにくい・・・」などの印象が強く残ってしまったのかもしれません。

赤ワインの話題でよく耳にする
「ボディ」ってどういう意味?

ワインについて調べていると「ボディ」という言葉を見かけることがあるのではないでしょうか。
ワインの文脈で「フルボディ」や「ライトボディ」と言われると、なんとなく「色も味も濃くて重たい印象のものをフルボディ、ミディアムが真ん中で、色も味わいも薄くて軽そうなのがその名の通りライトボディ、なのでは・・・?」と予想がつく方もいらっしゃるかもしれません。
これは、まさに言葉の印象のとおり。
もっとワイン用語解説らしく言うなら、「ボディ」とは、そのワインの味わいを「重量感(重さ)」に基づいて分類分けするための言葉、という説明になります。

ワインに含まれるタンニンの量や、アルコール度数、香りのタイプによって、私たちがワインから受ける印象は変わります。
例えば、タンニンの量が増えると「渋み」が増し、「口当たり」にざらつきも出て、ワインの色合いも深く濃くなります。
アルコール度数が高いと濃く重たくとろみのある口当たりとなり、濃厚さが増します。
芳醇でふくよかな香りを持つぶどう品種で造られたワインや、しっかりと樽の香りが感じられる樽熟成を経たワインは深く熟したような濃い香りを持ち、その印象は重たくなります。

このように、「ワインの重量感」はさまざまな要素の掛け合わせで生まれるものであるため、総合的に見て、重ためなのか軽めなのかそこそこなのかを表現するために「ボディ」という言葉が使われているわけです。

ここでは、そんな「フルボディ」「ミディアムボディ」「ライトボディ」と表現されるワインは、どんな印象のワインなのか、合わせやすいお料理と一緒に少し見てみましょう。
(※ちなみに、「ボディ」という表現は赤ワインの文脈で使われることの多い言葉ですが、白ワインを形容する際にも使われます。)

しっかりとした味わいのお料理と好相性な
フルボディ

フルボディと表現されるワインは、渋みや果実味がしっかり・どっしりとしていて、色合いも深く濃い赤色、芳醇・濃厚・ふくよかといった形容がぴったりの「重量感」のあるワインです。
度数が高めのものが多く、しっかりとした味付けのお料理と好相性。
タンニンが寝かせることで渋みがまろやかな旨みになり力強さが豊潤さになるため、長期の熟成を経ているものも。

軽やかでフルーティー!飲みやすい
ライトボディ

ライトボディと表現されるワインは、渋みがあまりなく果実味も「フルーティ」に感じられる軽やかなワイン。
淡めの赤色が洗練された印象で、軽やか・フレッシュといった形容がぴったりです。
度数も低めのものが多く、赤ワインを苦手としている方も驚くほどすんなりと楽しめる飲みやすさが特徴です。

バランスが良くいろいろなお料理に合う
ミディアムボディ

ミディアムボディと表現されるワインは、渋みが強すぎることもなく、酸味も程よく感じられ、赤ワインらしさを感じられるけれど万人受けもするオールマイティなワイン。
味わいの幅が広く、フルボディとライトボディの中間という表現がしっくりくる、バランスが良く均整の取れた存在です。
赤ワインの魅力をしっかり味わって見たいけれど、しぶすぎるのはちょっと不安。
そんな方におすすめです。

これだけ覚えておけばOK!
赤ワイン造りに使われる主要な3品種


まず覚えておきたいのが、赤ワインの主要3品種、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、ピノ・ノワールの特徴です。

カベルネ・ソーヴィニヨン

カベルネ・ソーヴィニヨンは、「赤ワインの王様」とも呼ばれる黒ぶどうです。
力強さと濃厚なこくがあり、渋みもしっかりと感じられる品種で、赤ワインらしい赤ワインと言えば、カベルネ・ソーヴィニヨン。
ワインの色合いも深い赤色となります。
牛肉との相性が非常によく、赤身肉のステーキなどともしっかり釣り合いの取れ飲みごたえのある味わいが特徴です。

メルロー

メルローは、カベルネ・ソーヴィニヨンと比べて渋みは穏やかながらしっかりとこくがあるぶどう品種です。
タンニンがきめ細やかで、口当たりがなめらかなので「シルクのよう」とも言われます。
チェリーやカカオのような芳醇な香りが特徴的で、やわらかでふくよか、そして朗らかな印象の赤ワインになります。

ピノ・ノワール

ピノ・ノワールは、渋みが少なく軽やかなワインになるぶどうです。
いちごやラズベリーなど、明るい赤色系ベリーのような香りとほどよい酸味が感じられます。

産地の個性を知れば
好みの赤ワインに出会う準備は完璧!

ワインには、産地ごとにしっかりと個性があります。
そして、その個性を知ることが、お気に入り赤ワインに出会うひとつの近道なのです!

フランス・ボルドー地方

フランス・ボルドー地方は、ブルゴーニュ地方と並ぶワインの2大銘醸地のひとつ。
あまりワインに詳しくない方でも、その名前をきいたことがあるのではないでしょうか。
そんなボルドー地方の赤ワインは、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローなど、渋みやこくがしっかりと感じられる品種を2種類以上ブレンドして造られるのが特徴です。

フランス・ブルゴーニュ地方

フランス・ブルゴーニュ地方は、ボルドー地方と並ぶワインの2大銘醸地のひとつ。
ピノ・ノワールの栽培が盛んで、口当たりの良い軽やかなワインが特徴的です。
ボルドー地方との大きな違いは、ピノ・ノワール単品種で造られることが多い点です。
畑ごとの個性が如実に表れることもあり、ブルゴーニュ地方では畑ごとの格付けがなされています。

イタリア

ワインといえばフランスのイメージという方も多いですが、イタリアは、全ての州でワインが造られている、ワイン大国。
土地固有のぶどう品種も多く存在し、バリエーション豊富であるという特徴があります。
また、イタリアはぶどうがのびのびと完熟することができる、温暖でカラリと湿気の少ない気候と長い日照時間に恵まれています。
そのため、イタリアワインは活き活きとしていると言われることも多いです。
特に有名なのが「王のワインにして、ワインの王」と名高いバローロと「イタリアワインの女王」との異名を持つバルバレスコ。
イタリアの固有品種であるネッビオーロで造られる、イタリアを代表する赤ワインです。

スペイン

スペインは、なんとヨーロッパでいちばんのぶどう栽培面積を誇り、ワインの生産もフランス・イタリアに次いで世界3位というワイン大国。
昨今、日本では、スペインのスパーリングワインカヴァも人気を博していますよね。
そんなスペインの赤ワインと言えば、その生産量の75%以上が赤ワインと言われるリオハワイン。

ここまでで、赤ワインの基礎知識は十分です。
「ボディ」「品種」「産地」が赤ワイン選びの基本。
ここからは、「価格帯ごとのランク」を確認して、実際にお店へ行って赤ワインを吟味してみましょう!

ワインショップや通販で
実際に赤ワインを選んでみよう!

お店に行って選ぶとき参考にしたいのは、ずばり、価格です。
実は、高価であれば美味しいというわけでもないんです。
以下に、価格ごとのワインのランクをまとめましたので、参考にしてみてください。

価格帯ごとのランク
  • 1000円以下
    毎日ワインを飲むような人は、この価格帯のお気に入りワインを飲んでいることが多いです。
  • 1000円から3000円まで
    渋みや酸味のバランスがよいワインが多い。3000円近くの価格のワインは非常に質が高いものも。
  • 3000円から1万円まで
    かなりいいワイン。例えば、3000円のワインはレストランで頼むと6000円強くらいになります。
  • 1万円以上
    非常に高級なワイン。長期熟成を前提にしたものがほとんどで、すぐに開けてしまうと、赤ワインの場合は渋みが強すぎて全く楽しめないことも。飲み頃を理解した上で購入するべき価格帯です。

毎日ワインを飲むようなワインラヴァーのみなさんは、「1500円以下のお気に入りワイン」を持っていることがほとんど。
ワインを好きな人でも、毎日何千円もするワインを飲んでいるわけではないんです。
また、高いワインがいつでも美味しいワインというわけではないこともご理解いただけたかと思います。

ワインショップの店員さんは、ワインを愛してやまない、という人が多いです。
是非、試してみたい品種や産地、予算を伝えて相談してみてください。
きっと素敵な時間になるはずです!

価格帯別!おすすめ赤ワイン14選

今回ご紹介する赤ワインは、なるべく選びやすいよう、5,000円までの価格帯を中心に厳選しました。
さっそく見ていきましょう!

初心者の方におすすめ!
1,000円台の超高コスパ赤ワイン5選

フルボディのイタリアワイン
Casale Vecchio Montepulciano d’Abruzzo
カサーレ ヴェッキオ モンテプルチャーノ ダブルッツォ

通常、1本に8房ほどの実をつけることができるぶどうの樹に、わずか2房のみ残して育てたぶどうを使って造られるワインです。
この価格帯では驚くほどの凝縮感ある味わいが魅力で、色合いも濃く、香りも芳醇と高く評価されています。
人気ワイン漫画『神の雫』では、16,000円のワインにも劣らない、との評価も受けている銘品です。
モンテプルチアーノ100%で造られる、辛口のフルボディワイン。

参考価格:1917円~ / 1本(750ml)

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フルボディのボルドーワイン
Chateau Lamothe Vincent Reserve
シャトー ラモット ヴァンサン レゼルヴ

シャトー ラモット ヴァンサンは、ニュージーランドやオーストラリアの新世界でワイン造りを学んだという兄弟が、現在4代目を務めるボルドー地方のワイナリー。
各地の製法から新しい技術を取り入れたり、サスティナブル農法を実践し、環境に配慮してワイン造りを行っていることで評価されています。
メルロー75% カベルネソーヴィニヨン25%の比率で造られる、辛口のフルボディは、ボルドーの赤ワインらしさも備えています。
人気ワイン漫画『神の雫』でも取り上げられたことで日本でも知られるようになった名作を、この機会にぜひお試しください。

参考価格:1815円~ / 1本(750ml)

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フルボディのボルドーワイン
Chateau Mont-Perat Rouge
シャトー モン ペラ ルージュ

シャトー・モン・ペラを語る上で欠かせないのが、1998年から醸造を手掛けるミッシェル・ロラン氏の存在です。
特に、多くのシャトーで高い実績を残し、Mr.メルロとも称される名醸造家を迎え、ワイン造りの大改革を行ったことで、多くの専門誌や評論家から絶賛されるワインを世に送り出すようになりました。
ご紹介するシャトー モン ペラ ルージュは、豊かな果実味を感じられ濃厚ながら、ざらつきのないクリーミーな口当たりが魅力です。

参考価格:1980円~ / 1本(750ml)

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ミディアムボディのオーストラリアワイン
McKINNON’S SHIRAZ
マッキノンズ・シラーズ

オーストラリア最大手のワイナリー「マクギガン・ワインズ」が手掛ける、シラー種100%の甘口赤ワイン、マッキノンズ・シラーズ。
黒いベリー系の芳醇で華やかな香りを愉しむことができ、タンニンもまろやかなので、ワイン初心者の方にも大変飲みやすい一本です。
複数の産地で収穫された葡萄をブレンドしてワインを造る「マルチ・リージョナル・ワイン」であるため、価格を抑えながら安定して高い品質のワインを楽しめるのも魅力のひとつ。
「華やかで果実味が強く、コストパフォーマンスに優れている」というオーストラリアワインらしさを感じられる銘品です。

参考価格:1089円~ / 1本(750ml)

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フルボディのスペインワイン
Honoro Vera
オノロ ベラ

オノロ ベラは、アカデミー賞の授賞式のあとに開催されるパーティにて振る舞われたことで知られる、スペインのフルボディ。
なんと言っても、印象的なラベルが目を惹きます。
ワイナリーのオーナーであるミゲル・ヒル氏が、曾祖母の名前「オノロ」と祖母の名前「ベラ」を冠して発表した作品であり、ラベルにも中身にも大変こだわって生産されている銘品です。

参考価格:1188円~ / 1本(750ml)

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ちょっと奮発しても良い気分のときに。
3,000円までのおすすめ赤ワイン5選

フルボディのイタリアワイン
Monsordo Langhe Rosso Ceretto
モンソルド ランゲ ロッソ チェレット

「ワインの王様」と呼ばれるバローロや「ワインの女王」と称されるバルバレスコは、イタリア、ピエモンテ州にあるバローロ村・バルバレスコ村とその周辺地域で生産されているワインを指します。
チェレット社は、これらバローロとバルバレスコの最高峰の造り手として広く知られる名門です。
酸味が強くタンニンの豊富に含まれるネッビオーロ種で造るこれらのワインと違い、ご紹介するモンソルド ランゲ ロッソ チェレットはカベルネソーヴィニヨン、メルロー、シラーをブレンドして造られます。
現代的で飲みやすい、チェレット社の新たな名作を、ぜひご賞味ください。

参考価格:2926円~ / 1本(750ml)

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フルボディのイタリアワイン
Jorge Ordonez Selections Bodegas Breca
ホルフェ オルドネス セレクション ボデガス ブレカ

世界で最もその名を知られ、最も影響力があるとも言われるワイン評論家ロバート・パーカー氏。
彼が、「この30年間に飲んだこの価格帯のワインで、最も素晴らしい」絶賛したのが、ホルフェ オルドネス セレクション ボデガス ブレカです。
このワインは、スペインワインをアメリカで一躍有名にした立役者であり、「スペインワインの革命家」と称されるホルフェ・オルドネス氏がプロデュースしたワイン。
樹齢60年から80年という古樹から収穫されるぶどうを使用しており、品種は、スペイン原産のぶどうとして知られるガルナッチャ種100%で造られます。

参考価格:2178円~ / 1本(750ml)

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ライトボディのアルザスワイン
Pinot Noir Classic HUGEL
ヒューゲル ピノ・ノワール

1639年創業のファミーユ・ヒューゲルは、「ワインの品質は、100%ブドウそのものによる」という信念のもとワインを造り続けてきたフランス・アルザス地方の名門です。
今回ご紹介するヒューゲル ピノ・ノワールは、ヒューゲル社が居を構えるリクヴィール周辺の、信頼できるぶどう農家より買い付けたぶどうを使って造られています。

参考価格:2200円~ / 1本(750ml)

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美しいシーグラスを見つけた瞬間の感動を
SeaGlass
Santa Barbara County Pinot Noir
シーグラス
サンタ・バーバラ・カウンティ ピノノワール

シーグラスは、アメリカを代表するワイン生産の中心地、カリフォルニア州に居を構えるワイナリーです。
カリフォルニアワインといえば、最も有名な銘醸地ナパバレーのワインを筆頭に、濃厚で華やかな印象が魅力的。
陽の光に溢れた沿岸のリゾート地として有名なサンタ・バーバラでは、芳醇な果実味はもちろん、冷たい潮風と霧によってもたらされるバランスの良い酸味とエレガントさが際立つ素晴らしいぶどうが育つと言われ、ナパバレーに比肩するピノ・ノワールの新たな聖地としても注目を集めています。
今回ご紹介するワインは、シーグラスワイナリーがサンタ・バーバラで手掛ける、ピノノワール100%の赤ワイン。
印象的なラベルも素敵な、贈り物にもぴったりな逸品です。

参考価格:2,376円~ / 1本(750ml)

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ブルゴーニュ地方を代表する老舗が手掛ける
Bouchard Pere & Fils
Bourgogne Pinot Noir la Vinee
ブシャール・ペール・エ・フィス
ブルゴーニュ ピノ・ノワール・ラ・ヴィニェ

ブシャール・ペール・エ・フィスとは、1731年に創業し、ブルゴーニュ地方で最大の自社畑を持つ、代表的な造り手のひとつです。
今回ご紹介するのは、程よいタンニンとバランスの良い樽香が魅力的な、ピノ・ノワールの赤ワイン。
ワインの名前になっている「ラ・ヴィニェ」とは、ブルゴーニュ地方の古語で「農夫が1日で作業できる畑の広さ」を表しているのだそう。
このワインに使用されるぶどうの選定は、小型の収穫かごを使用して区画ごとに最も適した時期に熟練の摘み手によって手積みで収穫され、机の上でも選果がされるという徹底ぶり。
素晴らしいブルゴーニュ地方の赤ワインを飲んでみたい、というとき、ぜひ検討いただきたい名作です。

参考価格:2852円~ / 1本(750ml)

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5,000円前後まで!
贈り物にもおすすめな赤ワイン4選

神の雫でも絶賛。
400年以上に渡り有機栽培を貫く元祖自然派ワイン

Chateau le Puy Emilien
シャトー・ル・ピュイ エミリアン

シャトー・ル・ピュイは、ボルドー地方に拠点を構える1610年創業の老舗ワイナリー。
創業以来、化学肥料や除草剤、農薬などを一切使用していないのだそうで、稀有な自然派ワインの造り手としてその名を知られる名門です。
今回ご紹介する「シャトー・ル・ピュイ エミリアン」は、ワインをテーマとした有名な漫画「神の雫」で取り上げられ、日本で人気が爆発したワイン。
一時期、その人気ぶりのため入手困難なレアワインとしても知られた銘品を、この機会に試して見られてはいかがでしょうか。

参考価格:3,980円~ / 1本(750ml)

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葡萄酒の神「バッカス」が印象的な名門ドメーヌ
Louis Jadot Bourgogne Pinot Noir
ルイ・ジャド ブルゴーニュ ピノ・ノワール

ルイ・ジャドといえば、豊穣と葡萄酒、酩酊の神「バッカス」が描かれたラベルが印象的なドメーヌです。
すべてのワインに、このドメーヌを代表するバッカスのデザインが採用されており、これは、すべての作品に等しく誇りを持ってリリースしていることを表しているのだそう。
1859年創業の老舗であり、格付け畑を中心に約240haの自社畑を所有している、ブルゴーニュ地方を代表する造り手と言えます。
そんな名門が手掛ける、ピノ・ノワールの銘品をぜひこの機会にご賞味ください。

参考価格:2,629円~ / 1本(750ml)

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ミディアムボディのボルドーワイン
Chateau Lanessan
シャトー・ラネッサン

シャトー・ラネッサンは、フランス・ボルドー地方の名門です。
もしメドックの格付けをやり直したなら、5級は確実と目される偉大な造り手であり、1793年から一貫して名門ブテイユ家が所有しています。
カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、プティ・ヴェルドをブレンドして造られるこのワインは、凝縮感のある果実味と上品な酸味がバランスした優美な逸品。
お値打ちボルドーワインとして有名で、なめらかな口当たりで飲みやすいこのワインを、試してみてはいかがでしょうか。

参考価格:3399円~ / 1本(750ml)

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フルボディのボルドーワイン
Le Haut Medoc De Giscours
ル・オー・メドック・ド・ジスクール

フランスボルドー地方のメドック格付けにて3級に位置づけられている造り手、ジスクールが手掛けるフルボディの赤ワイン。
カベルネ・ソーヴィニヨン55%、メルロー45%の比率で造られており、メルローならではの穏やかながらしっかりとこくがある味わいとシルクのような滑らかな口当たりを好まれる方におすすめな逸品です。

参考価格:3234円~ / 1本(750ml)

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赤ワインを美味しく楽しむ秘訣

赤ワインを美味しく飲むためにぜひ知っておきたいポイントは「適温」と「香りを楽しむテクニック」です。
ちょっと気にかけるだけで、ぐっと美味しく赤ワインを愉しめるので、実はコスパ抜群!なんですよ。
サクッと取り入れてみてください。

赤ワインをたっぷり愉しむために
「ボディ」ごとの適温を知ろう

皆さんは、溶けたアイスを食べたことがあるでしょうか。
溶けたアイスは冷たいアイスより、甘さが強く濃厚で、全く違う味に感じませんでしたか?
場合によっては甘ったるすぎて食べられないこともあったのでは・・・。

これは、ワインでも同じことが言えます。
キンキンに冷やしたワインより、ぬるいワインの方が味を強く感じるのです。
そして、赤ワインには、ボディごとにそのワインの魅力を最もよく感じられる適温があります。
ぜひボディごとの適温を確認して、その温度で愉しんでみてください。

赤ワインの適温
  • フルボディは、16℃ – 18℃
  • ミディアムボディは、13℃ – 16℃
  • ライトボディは、10℃ – 12℃

しっかり香りを愉しむための
2つのテクニック

人間の味覚の8割を占めるのは嗅覚と言われます。
ワインは空気に触れることで香りが変化する飲み物です。
ワイングラスでワインの味が変化する、と言われるのは、ワイングラスの形が変わることで空気とワインの触れ合う面積が変わる事により、感じられるワインの香りも変化するからなんです。
また、特に赤ワインにおいては、空気と触れ合うことで渋みがまるみをおびて穏やかになります。
そのため、ワインを空気と触れ合わせるテクニックは、赤ワインを飲むときによく取り入れられます。
早速、2つのテクニックを見ていきましょう。

グラスを回して香りが花ひらく
スワリング

映像出典:※Instagram @roydencooper さんより

ワイングラスにワインを注いで、そのグラスごとくるくると回している人を見たことはありませんか?
あれは、ただ格好を付けているわけではありません。
ワイングラスを回すのは、ワインを空気に触れさせて、香りを楽しむため。
くるりと回してみて、空気に触れて変化するワインの香りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

※ちなみに、ワイングラスは反時計回りに回すのが基本です。
理由は、ワインが万が一こぼれてしまっても、自分の身体で受け止めることができるから。
勢いをつけすぎないようにだけ注意してくるくるしてみてくださいね。

空気に触れてワインが香り立つ
デカンタージュ

ワインを空気に触れさせる為にボトルから「デカンタ(カラフェとも)」にワインを移すことがあり、これを、デカンタージュと言います。
渋みが気になる時や、フルボディのワインをいただくときなどに試してみると、もっと美味しく赤ワインを楽しむことができるかも!

お料理と合わせて愉しむマリアージュ

ワインとお料理の組み合わせ方には、コツがあります。
「肉料理には赤ワイン、魚料理には白ワイン」という言葉は有名ですが、これも組み合わせ方のコツのひとつ。
赤ワインを買ったら、以下の3つのコツを参考におつまみを用意してマリアージュを楽しみましょう!

似ているもの同士を組み合わせる
組み合わせの基本ルールは、ワインとお料理の”濃淡”を合わせること。
ヘビーで濃い味付けのお料理にはコクのあるフルボディの赤ワイン、さっぱりとしたお料理にはスキッと爽やかな辛口の白ワインといった具合に似ているものを組み合わせます。
実は肉料理でも、豚や鳥など色の淡い肉は白ワインと、また同様に、魚料理でもマグロなどの赤身魚は赤ワインと相性が良いんですよ。
土地が同じものを組み合わせる
「地元の食べものには地酒が合う」と言いますよね。
ワインとお料理に使われる食材の産地をあわせるのは、コツの一つ。
土地をテーマにしたペアリングを提供するレストランがあるほどです。
対照的なもの同士で組み合わせる
スイカに塩をかけると、甘さがとっても引き立ちますよね。
これも実は、対照的なもの同士の組み合わせの1つ。
ワインとお料理のペアリングでよくある、対照的なもの同士の組み合わせは、塩気の強いお料理に、甘みの強いワインの組み合わせです。
ちょっと上級者向けですが、ぴたりとはまると最高のマリアージュに出会えます。

マリアージュしているワインとお料理の組み合わせを「ペアリング」と言います。以下の記事でで詳しくご紹介していますので、興味のある方はご一読ください。

赤ワインにいざなわれる
奥深いマリアージュの世界へようこそ

ワインに少しでも興味が持てたら、まずは手頃な価格のいろいろなワインを気軽に飲んでみてください

ワインには少し興味があるけれど詳しくないという場合「ワインってハードルが高い。」「知識がないと味わいなんてわからないんじゃ?」と気後れしてしまう方もいらっしゃいます。
奥深い分野であるという前提を感じてしまうので「自分の味覚がおかしいのかも?」「私がわからないだけかも」など不安になってしまうんですね・・・。
でも、ここでちょっと考えてみてください。
好みって、ほんとうに人それぞれですよね。
実はワインも一緒で、単純に、好みに正直に楽しめばいいのです!
どんなに評価されているワインでも、好みでなければ美味しいと感じないことだって当然あります。
映画や音楽、毎日のランチなどの時には「これは素敵!」「こっちはあまり好きじゃないな」と考えていますよね。
ワインも同じです。

みなさんが、この記事で赤ワインとの日々をスタートさせられたなら、これほど嬉しいことはありません。
毎日の食卓でより豊かな美食時間を過ごすことができますように。