【厳選白ワイン24銘柄】白ワインと赤ワインの違いから美味しく愉しむ秘訣まで!白ワインと一緒に豊かな美食時間を旅しよう。

「白ワインと赤ワインは、色以外に何が違うの?」
「辛口・甘口って、どういう意味?」
「自分好みの白ワインに出会いたい!」

爽やかですっきりとした味わいのものから、凝縮感のある旨味を感じられる芳醇なものまで様々な味わいが楽しめる白ワイン。
実は、お料理に合わせやすく、初心者の方でも楽しみやすいワインでもあるんです。
しかし一方で、豊富な選択肢の中からどう選べばいいかわからないという声もよく聞きます。
また、辛口の白ワインをイメージして甘口のものを買ってしまったりすると「この白ワイン、好みの味じゃない・・・。」という残念な結果になってしまうことも。

そこで今回は、誰もが白ワインを安心して選べるよう、白ワインの基礎知識から自分好みの白ワインの選び方、おすすめ白ワインまでたっぷりとお伝えします!
白ワインは、お食事の時間を手軽に盛り上げる名脇役
お気に入りの白ワインを見つけることができれば、毎日の食卓がぐっと楽しくなりますよ!

今回の記事は気軽に白ワインを楽しんでいただきたいという想いで書きました。
白ワインをちょっとの工夫でもっと愉しむ秘訣もご紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

白ワインと赤ワインの違い

ワインは、白ワインと赤ワインに大きく分けられます。
色が違いますから、一目瞭然ですよね。

同じワインなのにこのように大きな違いが生まれる理由は、原料となるぶどう品種や製法が異なるからです。

白ワインの原料・製法・特徴 白ワインの原料・製法・特徴

ぶどう品種
黄緑色の皮の「白ぶどう」が使われる。
(※赤みがかった皮のぶどうが使われることも稀にあります)
製法
ぶどうを潰し、種と皮を取り除いて透明なぶどうジュースにしたものを発酵させて造る。
特徴
酸味がよく感じられ爽やか。
甘さを残したワインがあるため 「甘口」「辛口」が重要。
種や皮由来のタンニンがわずかしか含まれないため、渋みが殆どない。
赤ワインの原料・製法・特徴 赤ワインの原料・製法・特徴

ぶどう品種
赤や紫の皮の「黒ぶどう」が使われる。
製法
ぶどうを潰し、種や皮ごと発酵させて造る。
特徴
香りや味が白ワインよりも複雑で、より長期の熟成ができる。
種や皮由来のタンニンが豊富で、渋みがある。
(※ちなみに、ロゼワインは発酵の途中に、程よいピンク色になったところで種や皮を取り除くようにして造られるので、分類としては赤ワインの一種とされる。)

白ワインと赤ワイン、味わいの最も大きな違いは「渋み」にあり、「白ワインに渋みを足すと赤ワインになる」と説明されることも。
ワインの「渋み」とは、ぶどうの種や皮に含まれる「タンニン」に由来するものです。
白ワインは、ぶどうを潰し、種と皮を取り除いて透明なぶどうジュースにしたものを発酵させて造られます。
そのため、完成した白ワインには「タンニン」がわずかしか含まれず、渋みが殆どありません。
ワインの「渋み」は、ワイン初心者の方が苦手とする味わいのひとつ。
この点も、白ワインが飲みやすいと言われる理由です。

「辛口」「甘口」ってどういう意味?

ワインの「辛口」「甘口」とは、ワインに含まれる糖分がどれくらいかを伝える表記。
「辛口」とは文字通りの「辛いです」という意味ではなく「甘くないですよ」という意味なんです。
ワインは、発酵過程でぶどうの糖分がアルコールに変わることでぶどう果汁からお酒になります。
発酵を終えたとき「ぶどうの糖分がどれだけ残っているか」によって「辛口」「甘口」が決まります。
(※ちなみに、白ワインにおける「辛口」と「甘口」は、各ワインメーカーがそれぞれの基準で記載しているもの。明確に「何グラム糖分が残っていれば」などの定義はありません。)

「辛口」「甘口」の違い
  • 「辛口」の白ワインは、発酵でほとんどの糖分がアルコールに変わり、糖度が低くなった甘くない白ワイン。
  • 「甘口」の白ワインは、発酵を意図的に止めることで、糖分を残して造られる白ワイン。
【コラム】「辛口」か「甘口」かわからないときは、アルコール度数を見てみよう!
「辛口」か「甘口」か、というのがワインの説明として記載されていないこともあります。
そんなときは、アルコール度数を見てみましょう。
ぶどうの糖分が発酵によりアルコールとなっているので、「辛口」のワインはアルコール度数が高く「甘口」のワインはアルコール度数が低い傾向があります。
白ワインのアルコール度数は、一般的に6%から14%くらい。
目安として、アルコール度数が6%から11%なら甘口系
13%以上の白ワインは辛口系の可能性が高いです。
【コラム】「辛口」というと白ワインのイメージがあるのはなぜ?
実は、赤ワインも白ワインも基本的に「辛口」(味わいとしては甘くないワイン)で、ぶどうの糖分はほぼアルコールに変わっています。
でも、「辛口」というと白ワインのイメージ、という方が多いのではないでしょうか。
その理由は、赤ワインで辛口という記載が使われないため
実は、赤ワインこそ、そのほとんどが分類で言うと辛口にあたり、甘口のものは甘口と記載されますが辛口のものにわざわざ記載することはないんです。
「辛口」という分類が白ワインのイメージとなっているのは、「辛口」と表記されているもののほとんどが白ワインだからなのです。

いろいろなお料理と合わせやすい「辛口」

「辛口」の白ワインは、酸味が爽やかに感じられ「すっきり」「キリッと」という表現がぴったり。
糖分がしっかりとアルコールに変わっているため、アルコール度数の高いワインが多いのも特徴です。
あまり癖がないため、いろいろなお料理に合わせやすく、とても使い勝手が良いワインと言えます。
香りが強めの辛口白ワインとぴったりなのは、アボカドや魚介のカルパッチョ
塩やオリーブオイル、レモン、ハーブなどを使ったさっぱりとした味付けの料理もよく合います。

ワイン初心者の方も楽しみやすい「甘口」

「甘口」の白ワインは、酸味が抑えられまろやかな味わいになります。
「ワインの酸味が苦手」という方は意外と多いので、心配な方やワインを飲み慣れていない方は、甘口からチャレンジするのがおすすめです。
一緒にいただくお料理として相性がいいのは、あまり癖のないチーズ(モッツァレラやフレッシュチーズなど)やフルーツ
夏場の前菜として大人気の生ハムメロンにも甘口白ワインがぴったりです。

白ワインの味わいはぶどう品種で決まる

「甘いかどうか(辛口か甘口か)」はもちろんポイントの一つですが、ワインの味わいはそれだけではありません。
ここで、白ワインによく使われる、定番とも言える4つのぶどう品種をご紹介します。
味わいの決め手となる特徴もご説明していますので、ワイン選びの参考にしてみてくださいね。

シャルドネ(Chardonnay)

シャルドネは、世界中で生産されている、非常に有名な白ぶどう。
「白ワインの女王」とも呼ばれています。
産地や醸造の特徴を如実に反映し様々に表情を変えますが、総じて繊細で華やかな印象になる品種です。
涼しい地方で育ったシャルドネは酸味が強くなり、暖かい地方で育ったシャルドネは果実味が際立つと言われます。
ステンレスタンクで醸造されたものはキリッとした味わいに、また樽で熟成されると樽の風味が活きた旨味を感じる味わいになります。

ソーヴィニヨン・ブラン(Sauvignon Blanc)

ハーブや柑橘の豊かな香りが特徴的な白ぶどう。
青々とした爽やかなニュアンス、爽やかな酸味、そしてグレープフルーツのようなほろ苦さが感じられる、香り豊かな品種です。
ソーヴィニヨン・ブランの主な生産地のひとつである、フランスのロワール地方では、「ブラン・フュメ(燻製されたような香りの白ぶどう)」とも呼ばれています。
香草焼きなどの香りを楽しむお料理との相性が抜群です。

リースリング(Riesling)

華やかな香りとしっかりした酸味が特徴の白ぶどう。
リースリングは、寒いところでも育つぶどう品種で、原産国であるドイツや東欧で多く栽培されています。
他の品種と比べると甘口の白ワインが多いのも特徴のひとつです。
リースリングの白ワインは、雑味がないクリアな印象になるものも多く、意外な組み合わせですが中華やお鍋と相性が良いものも。
マリネや酢の物ともよく合います。

甲州

ほどよい渋みが日本食とベストマッチ!な白ぶどう。
1300年の歴史がある日本の固有品種であり、和柑橘や梨、お出汁の旨味を感じる香りが特徴的。
赤みがかったピンク色の皮のぶどうで、他の白ぶどうと比べると渋みが感じられる品種です。
渋みがあることで、味わいに芯のある印象が生まれ、しっかりとした味付けのお料理とも相性が良いという特徴があります。
肉じゃがやお肉と野菜の炒めもの、根菜の煮物などとマリアージュするので、ぜひ試してみてください。

自分好みの白ワインを選ぶには?

ここまでで、白ワインの基礎知識は十分。
ここからは、「これまでの知識を使って白ワインを選ぶ方法」「価格帯ごとのランク」を確認して、おすすめ白ワインを吟味していきましょう!

白ワインの選び方は3ステップ
  • まず、「甘口」か「辛口」かを決める。
    辛口はいろいろなお料理にあい、甘口は酸味が弱く初心者の方でも飲みやすい。
  • 次に、品種で好みの味わいに絞り込む。
    今回ご紹介した定番4品種を一度に飲み比べてみるのもおすすめです。
    それぞれの特徴がよくわかり自分の好みを探ることができます。
  • そして最後に、価格や評判で買うワイン決める。
    まずは、評価されているワインを飲んでみたい、という方におすすめなのは、3000円前後のフルボトル(750mlのもの)か2000円前後の小さめボトル。
    レストランで頼むと、ボトルで6000円から9000円のワインを試してみることができます。

簡単ですよね。

価格帯ごとのランク
  • 1000円以下
    毎日ワインを飲むような人は、この価格帯のお気に入りワインを飲んでいることが多いです。
  • 1000円から3000円まで
    渋みや酸味のバランスがよいワインが多い。3000円近くの価格のワインは非常に質が高いものも。
  • 3000円から1万円まで
    かなりいいワイン。例えば、3000円のワインはレストランで頼むと6000円強くらいになります。
  • 1万円以上
    非常に高級なワイン。長期熟成を前提にしたものがほとんどで、すぐに開けてしまうと、白ワインの場合は酸味が強すぎて全く楽しめないことも。飲み頃を理解した上で購入するべき価格帯です。

毎日ワインを飲むようなワインラヴァーのみなさんは、「1500円以下のお気に入りワイン」を持っていることがほとんど。
ワインを好きな人でも、毎日何千円もするワインを飲んでいるわけではないんです。
また、高いワインがいつでも美味しいワインというわけではないこともご理解いただけたかと思います。

今回ご紹介する白ワインは、なるべく選びやすいよう、4000円までの価格帯から数種類ずつ厳選しました。
さっそく見ていきましょう!

品種と価格で選んでみよう!
おすすめ白ワイン24選

ここからは、実際におすすめの白ワインをどんどん紹介していきます。
ラインナップは、辛口の白ワインを12種類、甘口の白ワインを6種類、続く章で極甘口のデザートワインを6種類。

辛口から見たい方はこちらからどうぞ。
甘口から見たい方はこちらからどうぞ。
極甘口のデザートワインを見たい方はこちらからどうぞ。

辛口の白ワイン12選

辛口白ワインのおすすめは、定番4品種で造られた白ワインを4000円までで3種類ずつご紹介します。
すべてフルボトルですが、ハーフボトルなら約半分のお値段で試してみることができますので、参考にしてみてください。

シャルドネのおすすめ3種

シャルドネの特徴を確認する
シャルドネ(Chardonnay)

シャルドネは、世界中で生産されている、非常に有名な白ぶどう。
「白ワインの女王」とも呼ばれています。
産地や醸造の特徴を如実に反映し様々に表情を変えますが、総じて繊細で華やかな印象になる品種です。
涼しい地方で育ったシャルドネは酸味が強くなり、暖かい地方で育ったシャルドネは果実味が際立つと言われます。
ステンレスタンクで醸造されたものはキリッとした味わいに、また樽で熟成されると樽の風味が活きた旨味を感じる味わいになります。

Domaine du Tariquet Chardonnay(ドメーヌ・デュ・タリケ・シャルドネ)

サッポロビールが販売を担当する、フランス・ガスコーニュ地方のワイナリー「ドメーヌ・デュ・タリケ」の白ワイン。
シャルドネ100%で造られ、バターのような香ばしい香りが特徴的。
フレンチオーク樽で熟成したワインをブレンドしているため、繊細さと力強さのバランスが良い仕上がりとなっています。
参考価格:1,320円
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Robert Mondavi Private Selection Chardonnay(ロバート・モンダヴィ・プライベートセレクション・シャルドネ)

アメリカのワイン生産の9割を占めると言われるカリフォルニア。
ロバート・モンダヴィは、そんなカリフォルニアでワイン造りの先駆けとなり「カリフォルニアワインの父」とも呼ばれたロバート・モンダヴィ氏が育て上げたワイナリーです。
『プライベート・セレクション』は、「ワインの造り手たちが自分の家族や親しい人と飲むためにとっておくちょっと良いワイン」というコンセプトで造られているシリーズ。
ロバート・モンダヴィ・プライベートセレクション・シャルドネは、酸味のバランスが良くクリーミーな白ワインです。
参考価格:2,035円
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William Fever Chablis(ウィリアム フェーブル シャブリ シャルドネ)

ウィリアム フェーブル シャブリ シャルドネは、1,850年創業の老舗ドメーヌ ウィリアム フェーブルが手掛ける白ワイン。
辛口白ワインの銘醸地であり、酸味や柑橘の香りが特徴的なシャブリ村。
そのスタンダードとも言える味わいを持っています。
魚介のマリネや生牡蠣とぴったり。
参考価格:2,309円
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ソーヴィニヨン・ブランのおすすめ3種

ソーヴィニヨン・ブランの特徴を確認する
ソーヴィニヨン・ブラン(Sauvignon Blanc)

ハーブや柑橘の豊かな香りが特徴的な白ぶどう。
青々とした爽やかなニュアンス、爽やかな酸味、そしてグレープフルーツのようなほろ苦さが感じられる、香り豊かな品種です。
ソーヴィニヨン・ブランの主な生産地のひとつである、フランスのロワール地方では、「ブラン・フュメ(燻製されたような香りの白ぶどう)」とも呼ばれています。
香草焼きなどの香りを楽しむお料理との相性が抜群です。

Mouton Cadet Sauvignon Blanc(ムートン・カデ ソーヴィニヨンブラン)

メドック格付け(フランスでとても重視されているメゾンの格付け)で第一級の評価を得ている、バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド。
このメゾンが、カジュアルワインとして手掛けているブランドが、ムートン・カデ。
ムートン・カデ ソーヴィニヨンブランの2011年ヴィンテージは、フランス最大級の国際コンクールである『Challenge international du vin 2013(チャレンジインターナショナル・デュ・ヴァン 2013)』で金賞を受賞しています。
参考価格:1,815円
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Cludy Bay Sauvignon Blanc(クラウディー・ベイ・ソーヴィニヨン・ブラン)

クラウディー・ベイは、ニュージーランドのマールボロを代表する銘柄。
パッションフルーツやマンダリンオレンジなど、オリエンタルな果実味をよく感じられる華やかな白ワインです。
参考価格:2,911円
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Pascal Jolivet Sancerre(パスカル・ジョリヴェ サンセール)

パスカル・ジョリヴェは、「ソーヴィニヨン・ブランの魔術師」と呼ばれるロワール地方を代表する生産者。
サンセール村は、シャブリに比肩する定番の辛口白ワインの産地。
パスカル・ジョリヴェ サンセール3ツ星レストランのワインリストにも登場する、人気の白ワインです。
参考価格:3,780円
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リースリングのおすすめ3種

リースリングの特徴を確認する
リースリング(Riesling)

華やかな香りとしっかりした酸味が特徴の白ぶどう。
リースリングは、寒いところでも育つぶどう品種で、原産国であるドイツや東欧で多く栽培されています。
他の品種と比べると甘口の白ワインが多いのも特徴のひとつです。
リースリングの白ワインは、雑味がないクリアな印象になるものも多く、意外な組み合わせですが中華やお鍋と相性が良いものも。
マリネや酢の物ともよく合います。

REH KENDERMAN ZELLER SCHWARZE KATZ(ラングート ツェラー・シュバルツ・カッツQ.b.A)

ドイツ、モーゼル川中流のツェラー村には、「黒猫の乗った樽のワインは一番美味」という伝説があります。
そんな言い伝えに基づいて造られたのが、ラングート ツェラー・シュバルツ・カッツQ.b.A。
ツェラー・シュバルツ・カッツとは、「ツェラー村の黒猫」という意味です。
猫のラベルのワインは、猫ワインと呼ばれ、ラベルが可愛いためコレクターもいます。
ラングート ツェラー・シュバルツ・カッツQ.b.Aは、そんな猫ワインでいちばん有名と言っても過言ではない白ワインです。
参考価格:1,265円
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Dr.Loosen Riesling Dry(ドクター・ローゼン リースリング・ドライ)

ドイツ、モーゼルの名門ドクター・ローゼン。
ローゼン・ブラザーズシリーズは、ドイツワインの品質向上に尽力し、イギリスの著名ワイン誌「デカンター誌」でマン・オブ・ザ・イヤーにも選ばれた名醸造家ローゼン氏が、より手軽にドクター・ローゼンの味わいを愉しめるように、と生み出したブランド。
ドクター・ローゼン リースリング・ドライは、雑味がないクリアな印象になるリースリングの特徴がひきだされた白ワインです。
参考価格:1,620円
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Hugel Classic Riesling(フューゲル リースリング クラシック)

リースリングのメッカとも呼ばれるフランス・アルザス地方で正統派と呼ばれるヒューゲル。
13代に渡って世界最高峰と言われるリースリングを自社畑で造っています。
フューゲル リースリング クラシックは、そんなヒューゲル家を代表する白ワイン。
初めてリースリングを味わうのにこれ以上ない銘柄です。
参考価格:2,802円
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甲州のおすすめ3種

甲州の特徴を確認する
甲州

ほどよい渋みが日本食とベストマッチ!な白ぶどう。
1300年の歴史がある日本の固有品種であり、和柑橘や梨、お出汁の旨味を感じる香りが特徴的。
赤みがかったピンク色の皮のぶどうで、他の白ぶどうと比べると渋みが感じられる品種です。
渋みがあることで、味わいに芯のある印象が生まれ、しっかりとした味付けのお料理とも相性が良いという特徴があります。
肉じゃがやお肉と野菜の炒めもの、根菜の煮物などとマリアージュするので、ぜひ試してみてください。

サドヤ醸造場 甲州シュール・リー

すだちやかぼすなどの和柑橘に爽やかなハーブ、そして豊かなミネラルが感じられる甲州らしい味わいの白ワイン。
発酵を終えたあと、発生した澱(オリ)と一緒に数カ月間の熟成を経て、旨味や複雑味を出す「シュール・リー」製法で造られています。
参考価格:1,980円
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グレイス 甲州

グレイス甲州は、標高の高い場所で栽培された甲州を使って造られている白ワイン。
約1年間の瓶内熟成を経ることで、酸味が柔らかになっているのが特徴です。
参考価格:3,000円
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シャトー酒折ワイナリー キスヴィン甲州

キスヴィン甲州は、エメラルド甲州という、皮が緑の甲州を使って造られます。
渋みが少なく、旨味と酸味のバランスが良い白ワイン。
漫画『マリアージュ 神の雫 最終章』第7巻に2014年ヴィンテージが登場したことで一躍有名となりました。
参考価格:3,674円
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甘口の白ワイン8選

甘口の白ワインは、お料理ともあわせられるやや甘口から甘口のものと、白ワインそのものをデザートのようにも楽しめる極甘口の白ワインに分けられます。
ここでご紹介するのは、やや甘口から甘口の白ワインを8種類。

実は、甘口の白ワインは辛口のものと比べると高級品で種類もぐっと少なくなります。
その理由は、甘口ワインを造るにはいろいろな条件があるため。

甘口ワインの条件
  • 糖度の高いぶどうを使う必要がある
  • 白ワインとしての酸味と甘さのバランスを見極めて発酵を止める必要がある
  • 甘さが残っているため、保存の際に気を遣う必要がある

今回は、そんな甘口白ワインのうちおすすめのものを価格順にご紹介します。

極甘口の白ワインを見たい方はこちらから。

価格順!お料理ともあわせられるおすすめの甘口白ワイン6種

はこだてわいん北海道100ナイアガラ

はこだてわいんの北海道100シリーズは、北海道産の原料にこだわって造られているワイン。
ナイアガラは、洋梨やライチのような甘さを感じられ、程よい酸味がフレッシュな白ワインです。
参考価格:1,100円
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マドンナ リープフラウミルヒ

ファルケンベルク社が手掛ける、ドイツの代表的なワインのひとつ「マドンナ」。
リープフラウミルヒとは「聖母の乳」という意味。
エスニック料理や中華料理ともよくあいます。
参考価格:1,200円
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ツェラー・シュワルツ・カッツ・プリカッツ

桃やあんずを想起させる香りが特徴的。
リースリング種を80%、ミュラー・トゥルガウ種を20%の比率で造られています。
ブルーのボトルに猫のラベルがかわいい逸品です。
参考価格:1,261円
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ローズマウント ブレンド トラミネール・リースリング

ローズマウントは、オーストラリアを代表するのワイナリーのひとつ。
ローズマウント ブレンド トラミネール・リースリングは、白いバラやライムの香りが特徴的で、スパイシーな料理との相性がよく、餃子やカレー料理にもわせられるワインです。
参考価格:1,490円
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ファルケンベルク マドンナ アウスレーゼ

ファルケンベルク マドンナ アウスレーゼは、ファルケンベルク社が手掛ける、ドイツの代表的なワインのひとつ「マドンナ」の上級品。
完熟したりんごの蜜を想起させる、深い甘みが感じられる白ワインです。
参考価格:3,241円
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まるき葡萄酒 ラフィーユ トレゾワ リザーブド 甲州

ラフィーユ トレゾワ リザーブド 甲州は、地下の貯蔵庫で30年から40年もの間熟成させた古酒をブレンドして造られる希少な白ワイン。
参考価格:3,850円
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極甘口のデザートワイン「貴腐ワイン」や「アイスワイン」も白ワインのひとつ

「貴腐ワイン」や「アイスワイン」。
名前は耳にしたことがある、という方も多いのではないでしょうか。

貴腐ワインやアイスワインは、甘口の白ワインのうち、極甘口で特別な造られ方をしているもののこと。
そのものをデザートとしていただける程に甘く、芳醇な白ワインです。
糖度が高く長持ちするため、秘密のご褒美のとして少しずつ楽しめるのも魅力です。

こちらでは、そんな貴腐ワインやアイスワインについて、それぞれの造られ方を簡単にまとめ、おすすめの極甘口デザートワインを6種類厳選しました。

特別な製法で造られるためひときわ貴重な貴腐ワインやアイスワイン
ご自分用だけでなく贈り物にも喜ばれます。

奇跡の白ワイン「貴腐ワイン」

貴腐ワインとは、貴腐香と呼ばれる独特な香りとギュッと凝縮された甘みを愉しめる世界最高峰の甘口ワイン
とろりとした舌触りと濃厚な甘みの極甘口は、ブルーチーズや濃い味わいのスイーツ、フォアグラなど、旨味やコクの強いお料理と合わせるのが定番です。

このワインは、「貴腐ぶどう」と呼ばれる非常に希少なぶどうを使って造られます。

「貴腐ぶどう」とは、「貴腐菌」という菌によってぶどうの皮が溶かされ、ぶどうの水分が蒸発することによって、糖分や旨味が凝縮された干しぶどうのようになったぶどうのこと。
「貴腐ぶどう」が希少である理由は、本来はぶどうにとって有害な「貴腐菌」に侵されても腐敗せず、「貴腐化」したものしか使えないため。
「貴腐化」には条件があり、「朝は霧が出て菌の育成に程よい湿度が保たれ、日中はよく乾燥していてぶどうの水分が蒸発する環境が少なくとも1ヶ月以上続く」こと。
この限られた環境でしか「貴腐ぶどう」を収穫することができないため、貴腐ワインは貴重なワインなのです。

おすすめ貴腐ワイン3選

「世界三大貴腐ワイン」と呼ばれている貴腐ワインがあります。

世界三大貴腐ワイン
  • フランスの「ソーテルヌ」(産地)
  • ドイツの「トロッケンベーレンアウスレーゼ」(格付け)
  • ハンガリーの「トカイ・アスー」(産地)

今回ご紹介するのは、これらの産地や格付けに属する貴腐ワイン。
手の届く価格のものを厳選しましたので、ぜひチャレンジしてみてください。
週末のご褒美にぴったりですよ!

クラッハー トロッケンベーレンアウスレーゼ 187ml

クラッハーは、オーストリアの名門ワイナリー。
187mlでこの値段であることからも分かる通り、非常に希少な貴腐ワインです。
参考価格:2,700円
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ムートン・カデ・レゼルヴ・ソーテルヌ 375ml

メドック格付け(フランスでとても重視されているメゾンの格付け)で第一級の評価を得ている、バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド。
このメゾンが、カジュアルワインとして手掛けているブランドが、ムートン・カデ。
ムートン・カデ・レゼルヴ・ソーテルヌは、柑橘系のタルトやブルーチーズとの相性がよい1本です。
参考価格:2,707円
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トカイ アスー 3 プットニョシュ 500ml

トカイ アスー 3 プットニョシュは、スペインの名門ワイナリー「ベガ・シシリア」がハンガリーで手掛けるワイナリー。
「プットニョシュ(puttonyos)」とは、貴腐ぶどうの単位で、1プットショニュは貴腐ぶどう約26kg。
3プットショニュとは、136Lの樽に対して78kgの貴腐ぶどうを使っているという意味になります。
深い甘みに僅かな苦味も感じられる貴腐ワインです。
参考価格:6,985円
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冬の夜摘みぶどうの結晶「アイスワイン」

アイスワインとは、「凍ったぶどう」を使用して造られる、極甘口のデザートワイン。

冬になるまで樹に残される完熟したぶどうは、水分を徐々に失い、糖度が高まります。
そして、厳しい乾燥と寒さの中で自然と凍ったぶどうを、氷点下のなか、夜明け前に手摘みで収穫して造られるのが「貴族のためのワイン」とも呼ばれる「アイスワイン」です。
「凍ったぶどう一房からは、スプーン1杯程度しか果汁が採れない」と言われ、これだけでもアイスワインの希少さが感じられるというものです。
「アイスワイン」と名乗ることができるのは、オーストリア、ドイツ、カナダの3カ国で造られたもののみ
同じ製法で造られていても、他の国で造られたワインは「アイスワイン」と名乗ることはできません。

おすすめアイスワイン3選

アイスワインは、芳醇な甘さがありつつも、貴腐ワインと比べるとさっぱりとした飲み口で、甘さの控えめなスイーツと相性ぴったりです。
よくよく冷やして、グラスに少しだけ注いで愉しんでみてください。

ノーザンアイス アイスワイン ヴィダル 375ml

桃や杏の香りに、バニラやバタースコッチ、ライチのようなニュアンスが感じられるアイスワイン。
芳醇な印象に対して、フレッシュな口当たりがバランスの良いカナダの銘品。
参考価格:5,400円
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ナクトゥゴールド・アイスワイン375ml

ドイツの大手ワイナリー、ピーター・メルテスが手掛けるアイスワイン。
ナクトゥゴールドとは、「夜に輝く金色のしずく」という意味で、自然凍結したぶどうを使って造られています。
参考価格:2,800円
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朝日町ワイン アイスエッセンス 氷の妖精

朝日町ワイン アイスエッセンス 氷の妖精は、完熟したぶどうを凍らせて造られるアイスワイン。
グレープフルーツやはちみつのような香りが特徴です。
参考価格:3,018円
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白ワインを美味しく楽しむ秘訣

白ワインを存分に楽しむには、秘訣があります。
ポイントは、「美味しい飲み方」「お料理のあわせ方」の2つ。
ここでは、簡単に取り入れられる方法をご紹介します!

白ワインの美味しい飲み方

白ワインを美味しく飲むために絶対に知っておきたいポイントは「適温」と「適したグラスの形」です。
ちょっと気にかけるだけで、ぐっと美味しく白ワインを愉しめますよ!

白ワインは適度に冷やして楽しもう

白ワインは「冷やして飲むもの」と聞いたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
これは、そのとおり!なのですが、実は冷やしすぎも良くないのです。
その理由は、冷やしすぎると味がぼやけてわかりにくくなってしまうため。
冷たいアイスより、溶けたアイスのほうが甘みを強く感じますが、これと原理は同じです。

白ワインの適温は、辛口と甘口で違います。
選んだワインにあわせて、どのタイミングで冷蔵庫から出すかの参考にしてみてくださいね。

白ワインの適温
  • 辛口は、6℃ – 12℃
    爽やかで酸味のある辛口は、冷蔵庫から出してすぐ。
    コクや旨味、凝縮感が特徴の辛口は、冷蔵庫から出して10分から15分置くとちょうどよく愉しめます。
  • 甘口は、5℃ – 8℃
    甘口のワインはよく冷やし、冷蔵庫から出してすぐ飲みましょう。
    温度が低いほうが甘みが抑えられ、お料理と合わせやすくなりますよ。

ワイングラスを工夫してみよう

どんなワインを飲む時にもおすすめなのは「薄いグラス」を選ぶことです。
薄ければ薄いほど、口当たりが良くなり、ワインの味わいに集中することができます。

そして、白ワインを飲む時におすすめなのは、小ぶりのワイングラスです。
ワインと空気が触れる面の広いワイングラスだと、すぐにぬるくなってしまいます。
香りを楽しむには大きいワイングラスが良いのですが、「適温のまま飲みきれるように」と考えた場合には適度に小さめのワイングラスがおすすめなのです。

白ワインをお料理とあわせてマリアージュを堪能しよう

ワインとお料理の組み合わせ方には、コツがあります。
「肉料理には赤ワイン、魚料理には白ワイン」という言葉は有名ですが、これも組み合わせ方のコツのひとつ。
白ワインを買ったら、以下の3つのコツを参考におつまみを用意してマリアージュを楽しみましょう!

似ているもの同士を組み合わせる
組み合わせの基本ルールは、ワインとお料理の”濃淡”を合わせること。
ヘビーで濃い味付けのお料理にはコクのあるフルボディの赤ワイン、さっぱりとしたお料理にはスキッと爽やかな辛口の白ワインといった具合に似ているものを組み合わせます。
実は肉料理でも、豚や鳥など色の淡い肉は白ワインと、また同様に、魚料理でもマグロなどの赤身魚は赤ワインと相性が良いんですよ。
土地が同じものを組み合わせる
「地元の食べものには地酒が合う」と言いますよね。
ワインとお料理に使われる食材の産地をあわせるのは、コツの一つ。
土地をテーマにしたペアリングを提供するレストランがあるほどです。
対照的なもの同士で組み合わせる
スイカに塩をかけると、甘さがとっても引き立ちますよね。
これも実は、対照的なもの同士の組み合わせの1つ。
ワインとお料理のペアリングでよくある、対照的なもの同士の組み合わせは、塩気の強いお料理に、甘みの強いワインの組み合わせです。
ちょっと上級者向けですが、ぴたりとはまると最高のマリアージュに出会えます。

マリアージュしているワインとお料理の組み合わせを「ペアリング」と言います。以下の記事でで詳しくご紹介していますので、興味のある方はご一読ください。

白ワインと豊かな美食時間を旅しよう!

飲んでみたい白ワインには出会えましたでしょうか。
ワインに少しでも興味が持てたら、まずは手頃な価格のいろいろなワインを気軽に飲んでみてください

ワインには少し興味があるけれど詳しくないという場合「ワインってハードルが高い。」「知識がないと味わいなんてわからないんじゃ?」と気後れしてしまう方もいらっしゃいます。
奥深い分野であるという前提を感じてしまうので「自分の味覚がおかしいのかも?」「私がわからないだけかも」など不安になってしまうんですね・・・。
でも、ここでちょっと考えてみてください。
好みって、ほんとうに人それぞれですよね。
実はワインも一緒で、単純に、好みに正直に楽しめばいいのです!
どんなに評価されているワインでも、好みでなければ美味しいと感じないことだって当然あります。
映画や音楽、毎日のランチなどの時には「これは素敵!」「こっちはあまり好きじゃないな」と考えていますよね。
ワインも同じです。

みなさんが、この記事で白ワインとの日々をスタートさせられたなら、これほど嬉しいことはありません。
毎日の食卓でより豊かな美食時間を過ごすことができますように。